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ルノー・カングーの限定車が今年も発売!

ルノージャポンは、フランス車らしいおしゃれなスタイリングと合理性に基づいた使い勝手のよさなどで、日本市場でも好評を得ているルノー・カングーに、特別色でペインティングされた「ルノー・カングー・クルール」を追加設定し、限定販売すると発表しました(7月1日、ルノー世田谷ディーラー)。

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日本市場のみにわずか30台が導入される、ローズ(ピンク)に塗装されたカングークルールとルノージャポンCOOの大極 司氏。


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カングークルールの特別装備として、ライトグレーのシート生地、チャイルドミラー、ブラックドアミラーなどが採用されています。


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ブルークレールメタリック(青)に塗装されたカングークルール。限定販売台数は90台。


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ベールジャルダン(緑)に塗装されたカングークルール。限定販売台数は90台。


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オランジュアンダルー(橙)に塗装されたカングークルール。限定販売台数は90台。


昨年6月、3色の特別色が限定で30台ずつ日本市場に導入されたカングークルールは、わずか3週間で完売した人気モデルでした。今年は、個性的な4色が300台の限定で発売されます。
カングーは、コーポレートカラーが要求される商用車で扱われていることもあり、生産工場では常に300色以上のカラーリングに対応できる体制になっています。しかし、日本市場に向けた限定色のローズは、今までに見たことがないと現地でも驚かれているそうです。
また、その他の3色は、初代ルノー5(サンク)の純正ボディカラーとして採用された歴史があり、カングーファンならずルノーファンの心をも揺さぶるのではないでしょうか。


価格は、2,198,000円(MT)、2,298,000円(AT)となっています。


(レポート・写真:小堀 和則)

リポーターについて

武田 隆(たけだ・たかし)

1966年東京生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科中退。出版社アルバイトなどを経て、自動車を主体にしたフリーライターとして活動。モンテカルロラリーなどの国内外モータースポーツを多く取材し、「自動車アーカイヴ・シリーズ」(二玄社)の「80年代フランス車篇」などの本文執筆も担当した。現在は世界のクルマの文明史、技術史、デザイン史を主要なテーマにしている。著書に『水平対向エンジン車の系譜』 『世界と日本のFF車の歴史』『フォルクスワーゲン ゴルフ そのルーツと変遷』『シトロエンの一世紀 革新性の追求』(いずれもグランプリ出版)がある。RJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)会員。

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