トップページ>>日産ラフェスタがフルモデルチェンジ

日産ラフェスタがフルモデルチェンジ

日産自動車の7人乗りミニバンであるラフェスタがフルモデルチェンジを受けて、ラフェスタハイウェイスターとして発売されました。(6月15日)

B35-110615-02.jpg

マツダ・プレマシーのOEMモデルであるラフェスタハイウェイスターですが、フロントマスクやサイドビューが大幅に変更され、ハイウェイスターのデザインDNAがしっかりと受け継がれています。


B35-110615-14.jpg

ブラックを基調としたインテリアには、クロームメッキやシルバー色のパーツが随所にあしらわれ、スポーティさがより強調されています。


B35-110615-15.jpg

B35-110615-26.jpg

キャプテン&ベンチのアレンジを可能にしたセカンドフレキシブルシートや左右分割して可倒できるサードシートなどで、様々なシーンに対応するシートアレンジができます。


B35-110615-29.jpg

2WD車には、2リッター直噴エンジンを搭載。直噴エンジンの特性を活かしたアイドリングストップ機能が採用され、優れた環境性能を実現しています。


B35-110615-30.jpg

スポーティなハンドリングと高速クルージングでの直進安定性を両立するリアマルチリンク式サスペンション。


日産自動車とマツダの一般乗用車におけるOEM供給の第1弾として発表されたラフェスタハイウェイスター。内外装に日産独自のアイデンティティを見ることができ、単なるOEM車ではないことが感じられます。日産製ミニバンの代名詞ともいえるハイウェイスターを名乗ることが、その証明といえるでしょう。
なお、従来モデルのラフェスタJOYは継続販売されます。

価格(消費税込み)は、1,991,850〜2,483,250円です。


(レポート・小堀 和則)

リポーターについて

武田 隆(たけだ・たかし)

1966年東京生まれ。早稲田大学第一文学部仏文科中退。出版社アルバイトなどを経て、自動車を主体にしたフリーライターとして活動。モンテカルロラリーなどの国内外モータースポーツを多く取材し、「自動車アーカイヴ・シリーズ」(二玄社)の「80年代フランス車篇」などの本文執筆も担当した。現在は世界のクルマの文明史、技術史、デザイン史を主要なテーマにしている。著書に『水平対向エンジン車の系譜』 『世界と日本のFF車の歴史』『フォルクスワーゲン ゴルフ そのルーツと変遷』『シトロエンの一世紀 革新性の追求』(いずれもグランプリ出版)がある。RJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)会員。

ウェブページ