低燃費のための タイヤの基礎知識
本体2,800円+税
A5判/248頁/978-4-87687-395-1/2022年5月発売
話題の「低燃費タイヤ」はどのような仕組みでできているのか? タイヤの専門家が その基本から技術変遷も踏まえて丁寧に解説! タイヤ選びの参考にもなる書! 唯一、路面と接する自動車部品として重要な役割をもつタイヤは走行性能のみならず、近年、進化が著しい「低燃費タイヤ」の普及によって環境にも大きく寄与している。本書では、低燃費化の肝としてよく耳にする「転がり抵抗」の説明をはじめ、タイヤの進化の過程も含めて詳細に解説。
自動車の企画と開発
本体2,000円+税
A5判/184頁/978-4-87687-393-7/2022年3月発売
商品は突然出現するものではなく、つくり出そうとする動機や発想がある。それを具体化する計画を「企画」と呼び、これに基づいて開発が行なわれる。本書は、自動車会社のチーフエンジニアとして、数多くの自動車の企画と開発の業務に携わった著者が、その経験を基に、どのように自動車が企画、開発され世の中に現れるのかを、具体的な事例を交えながら紹介する。
自動車用エンジン半世紀の記録
本体2,600円+税
A5判/293頁/978-4-87687-392-0/2022年2月発売
戦前の技術の流用から始まった戦後の乗用車用ガソリンエンジンは、弁形式の進化を始めとした高性能化が進み、排出ガス規制なども乗り越え、さらなる高効率を求めて発展を続けてきた。本書はその変遷を、時代やクラス別に詳細に紹介する。 ※本書は『自動車用エンジン半世紀の記録』(2000年刊行)から、20世紀後半に登場した、ハイブリッド用を除いた主要な国産乗用車用ガソリンエンジンの変遷に的を絞った、第1章から15章を抜粋し、内容の再確認や図版の変更などを実施して刊行する改訂版です。
テールフィン時代のアメリカ車
本体2,400円+税
A5判/176頁/978-4-87687-387-6/2021年9月発売
1950年代のアメリカ車は、魅力的に見せるためデザインに力が入れられ、世界の自動車メーカーに影響を与えたテールフィンの流行に至った。テールフィンの生みの親ともいえるGMのハーリー・アールをはじめ、主要メーカーのカースタイリング部門についても触れながら、この時代のアメリカ車の変遷を詳しく紹介する。巻頭には1948年から1962年までのテールフィン付きモデルを中心に構成したカラー口絵も収録。 ※本書は、『テールフィン時代のアメリカ車』(2001年7月25日初版発行)の内容を再検討して大きく修正を加え、さらに1948年から1962年までのテールフィン付きのモデルを中心に構成した、32ページにわたるカラー口絵を追加収録して、大幅に改訂を加えた増補二訂版です。
レーシングエンジンの徹底研究
本体2,800円+税
A5判/272頁/978-4-87687-383-8/2021年4月発売
究極のエンジンとは“神様”がつくったエンジン。“神様”がつくったエンジンは自然の摂理にかなったエンジンである-という設計哲学を持ち、数々の名エンジンを設計した著者が、レーシングエンジンを素材として設計やチューニングの王道を伝授する。電動化が叫ばれ、内燃機関の環境負荷が取りざたされる昨今の風潮の中、エンジンの可能性を指し示す。次世代エンジンの開発にも通じる不朽の名著。 ※本書は2002年刊行の『新版 レーシングエンジンの徹底研究』の内容の再確認を実施し、カバー装丁を一新して刊行する、新装版です。
航空機を後世に遺す
本体2,400円+税
A5判/272頁/978-4-87687-356-2/2018年4月発売
日本最大規模の航空博物館である「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」の創設と歩みを、当時の実務者が語る。地元ゆかりの航空機をはじめ、実験機や試作機など、極めて珍しい国産機の収集に奔走する著者の目を通し、歴史の証人である航空機たちを後世に遺す意義を改めて考える。名機たちの現役時代はもちろん、修復途中の写真も多数掲載する他に類書のない一冊。資料的価値が高く、同時に航空ファンにとっても魅力溢れる内容となっている。
『航空機を後世に遺す』が、本書に掲載した航空機「N-62型機」を製造した(株)ジャムコの社内報「はばたき」で紹介されました!
クルマ&バイクの塗装術
本体2,000円+税
A5判/205頁/978-4-87687-394-4/2022年4月発売
日本一の塗装と名高い「わたびき自動車」にて長きにわたり、クルマやオートバイの塗装名人として広く自動車業界に知られた著者が、その“塗装術”をわかりやすく解説! 塗装名人として、さらにはオートバイに関する多数の著作により多くのファンがいる著者が、塗装に入る前に行なう「剝離」から、スプレーガンを使用した「上塗り」、乾燥後の「仕上げ」に至るまでを図版とともにわかりやすく解説。巻末に「塗装に関する用語解説」を収録。 ※本書は、品切れとなっていた『クルマ&バイクの塗装術』(2013年刊行)の内容はそのままに、塗装に関する具体的な作業のイラストを配置して、イメージをより具体的に伝えるカバーデザインに一新して刊行する新装版です。